デジタルVTXのアンロック方法 For DJI FPV Goggles
DJIのドローンの様にFPVドローンをもっと遠くに飛ばしたいと思ったことはありませんか?
映像の電波を送信するVTXの出力を上げる事で、より遠くまで映像を受信できる様になります。
今回は、DJIから発売されているデジタルVTX【DJI FPV SYSTEM】の設定変更方法を解説します。
⚠筆者はタイ王国で利用しています。
⚠日本国内でデジタルVTXを利用するには業務用の申請が必須です。
DJI FPV SYSTEMの概要
出荷時は25mWに制限されている
VTXの電波強度はFPVドローンを楽しむ上でとても重要です。
しかし、利用する国によって電波を使用する法律が異なるため、デジタルVTXは出荷時に25mWに制限されています。
制限を解除した場合、DJI Air Unitでは1200mW、Caddix Vistaでは700mWまで出力を選択出来るようになります。
Caddix Vistaのアンロック方法と実験フライト映像がこちら
メーカー公式HPでアンロックの方法を紹介していますが、日本語で説明がない為、この動画で詳しく解説しています。
⚠お住いの国の法律を順守して利用してください
⚠この記事の方法でアンロックして使用する場合は自己責任でお願いいたします。
DJI Air Unitの1200mWモードをアンロックする方法
- マイクロSDカードをPCに挿し込みその中に「naco_pwr.txt」という名前でテキストファイルを作成します。
- テキストファイルを開き「pwr_2」と入力して保存します。
- テキストファイルを保存したマイクロSDカードをDJIゴーグルのSDスロットに挿入します。
FCCをアクティブにする方法
- ドローンにバッテリーを繋いでVTXの電源を入れます。
- DJI Air UnitをUSB-type Cケーブルでコンピューターに接続します。
- VTXがリムーバブルディスクとしてPCに認識されます。
- 表示されたリムーバブルディスクを選択してディスク内に「naco.txt」という名前のテキストファイルを新規作成する。
- 作成したテキストファイルを開き数字の「1」と入力して保存します。
これでゴーグルの設定メニューから最大出力が変更出来るようになります。(DJI Air Unitは1200mW、Caddix Vistaは700mWまで選択可能)