FPVドローンのトラブル対策
DJI社の高性能なドローンと違い、FPVドローンには様々なトラブルが付き物です。
「プロペラが回らない、電源が入らない」等のよくある症状別に解決方法をまとめてみました。
アームしない
- ドローンを水平に置く
- スロットルのスティックを一番下まで下げる
- スティックを最小まで下げた時に、スロットル数値が1000以下になるようにサブトリムで調整する
- プロポのスイッチを全てオフにする
- プロポとドローンがBIND出来ているか確認する
- ドローンを起動して数秒待ってからアームスイッチを入れてみる
モーターが回らない
- betaflightのモータータブでキャリブレーションをする
- モーターに髪の毛等が巻きついていないか確認する。
- ESCが焼き付いていないか確認する。
(BELHELI-Configuratorに接続してモーターの設定画面が上の画像の様に4つ全て表示されているか確認)ひとつでも表示されない場合はESCが壊れているのでパーツ交換が必要。 - モーターが焼き付いていないか確認(前後のモーターとプラグを差し替えて見て回るか試してみる)
VTXが映らない
- FPVゴーグルのチャンネルがあっているかを確認。再スキャンしてみる。
- VTXのロックを解除する。チャンネルが変更できないようにロックしている製品があります。メーカーの説明書にアンロック方法が記載してあります。
- ピットモードの設定を確認する。
アームが不規則
- ファームウェアの書込みで改善する事がある
フラッシュが途中で止まる場合は、下記のソフトウェアをインストールして再度書き込みを実行する
ImpulseRC Driver Fixer
DFUモードの入れ方
以下のいずれかの方法でDFUモードになる
- FCのブートボタンを押しながらUSBをPCに接続する
- betaflightのCLIタブを選択、画面下の入力エリアに「HELP」と入力してEnterキーを押す、コマンド一覧が表示される。DFUモードのコマンドを確認する(BL、DFU等)入力エリアに確認したコマンドを入力してEnterを押す
- 基本設定タブのDFUボタンを押して再起動
FCの電源が入らない
- 電源ケーブルが断線していないかチェック
- 修理にハンダを使用した場合、短絡している箇所がないか確認